35名規模の英語クラスにBeeDanceを導入。受講生に一台ずつ のiPadを配布したCALL(Computer-Assisted Language Learning) 環境で、協働学習を推進。学生の主体的な学びによるアクティブラーニングを実現。
学生は予め設定されたビデオ教材をダウンロードし、各自のペースで再生しながら学習。教員はGoogleクラウド上に予め作成した確認テスト用Webページを学生に一斉配信を行い、授業のペーパレス化を実現しました。
教員はビデオ教材の理解度テストを実施し、結果を大型ディスプレイに投影してクラスで共有を行いました。また、グループ学習シーンでは、学生はポスター発表についてレスポンスを用いてピアフィードバック。 これらにより授業の双方向化、学習の協働化を実現しました。
学生は視聴したビデオ教材の要約を音声メモで録音し、ファイル共有で教員に提出。教員は提出内容の確認だけでなく、発音確認など行うことが可能となりました。
どのような学びがあったか?
「自律性」…自己の理解に応じて、各自のペースで教材を再生しながら学習
「協調性」…確認テストでは、回答のペースを統一
回答結果を即時に共有しながら学習
「主体性」…教材の内容確認のシーンでは、積極的に自己の理解を発表
「知識活用」…自己の理解を記述または口頭で要約して発表
学生のコメント
「操作の簡便性」…感覚的に操作でき使いやすかった。
「起動の速さ」…立ち上がりが早いのでストレスを感じない。
「省スペース」…PCに比べ小さく、机の有効利用ができる。
「機動性」…席の移動が自由にできる。
「目新しさ」…タッチ操作でアクティブに授業ができた。
「イメージ」…PCより授業イメージが堅くなく取り組みやすくなった。
iPadの機能を活かした協働学習は、学習者の主体的な学習を活性化するのに有効です。
-教員学生間および学生間のインタラクションの活性化
-協働学習の推進
BeeDanceを使用すれば、教育・学習の最適化が図られます。
-教材と授業設計の工夫(デジタル部分(iPadなど)とアナログ部分(プリントや黒板)の相互利用、個人差への対応)
-学習の動機づけの持続(協働学習への貢献)
-学習成果の可視化(即時的なフィードバッグ)
-教育効果(事前と事後を比較すると有意な向上)